イーサリアム、一時回復|ETFのステーキング許可進展が影響か
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イーサリアム(ETH)の価格は11日、下落基調が続く中で一時的な反発を見せ、1,940ドルに 達した 。
Fidelityによるステーキング許可が価格を押し上げ
価格上昇の背景には、シカゴ・オプション取引所が提出したFidelityに対する規則変更案がある。
この変更案は、Fidelityのイーサリアム現物ETF内での ステーキング を許可する内容で、イーサリアム価格の一時的な上昇を引き起こした要因となった。
具体的には、Fidelityが当初提案していた イーサリアム 現物ETFから、規制の不透明さを理由にステーキング機能を削除した方針を覆し、Fidelityのイーサリアムファンド(FETH)内でのステーキングが可能となった。
この変更により、市場参加者にとって新たなインセンティブが生まれた。
さらに、投資運用会社Grayscaleや21SharesもそれぞれのイーサリアムETFに対してステーキング機能を許可するよう、SECに申請している。
この一連の動きは、SECの規制が変化し、暗号資産(仮想通貨)に対するより寛容な姿勢が見られることを示唆している。
特に、元SEC議長ゲイリー・ゲンスラー氏の辞任後、ドナルド・トランプ政権や新任議長マーク・ウエダ氏による規制の見直しが影響を与えていると考えられている。
【3月12日最新】イーサリアム(ETH)の価格分析
イーサリアムは2024年に入ってから強気相場に突入し、 ビットコインETF の承認や米大統領選などの影響を受け、上昇基調を見せた。

2023年11月にゴールデンクロスが形成され、数年スパンでの長期的な上昇トレンドが明確化した。
これにより価格は2,000ドルから4,000ドルへと2倍以上の上昇を記録。
2024年内は2,100ドルから4,100ドルのレンジで取引される展開となった。
しかし、2024年12月に一時的に4,100ドルに達した後、上昇は一服し、現在は主要なサポートラインを週足レベルで下回っている。
テクニカル的には、次のサポートゾーンである1,500ドル台に向けた調整局面に突入している状況だ。
日足チャートでは1月下旬にデッドクロスが形成され、短期的な売り圧が強い状況が続いている。
特に3月には主要サポートラインを下抜けたことで、2024年10月以来の安値水準に到達した。
この動きから、イーサリアムは一時的に強気相場から調整局面に入り、現状では下落圧力が強いと判断できる。
今後は1,500ドル台のサポートゾーンが重要となり、この価格で値固めができるかどうか注目である。
イーサリアム相場の展望
- 中長期的には、依然として上昇トレンドを維持する可能性が高いが、調整期間が続く可能性もあり。
- 下降トレンドが継続する中、1,500ドルへ向けた調整が続く可能性が高い。
- 重要なレジスタンスは2,300ドル台であり、ここを突破すれば再度上昇が期待される。
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